【interview】共通するのは、顧客の課題を解決すること

【interview】共通するのは、顧客の課題を解決すること

  • 事業開発本部 本部長

    中村真也

2018年入社。新卒よりアクセンチュア株式会社勤務。某大手ナショナルクライアントのプロジェクトマネージャーを歴任した後、シンガポール国立大学に入学し、MBAを取得。現地シンガポールにて、株式会社野村総合研究所 ノムラ・リサーチ・インスティテュート・シンガポールに従事した後、ファインドスターに参画。現在は事業開発本部 本部長として、新規事業の開発、戦略立案を推進している。

 

東南アジアの成長スピード、ファインドスターにある共通する土台

 

-ファインドスターに転職を決めたきっかけは何だったのでしょうか?
ファインドスター入社前はシンガポールで働いていたのですが、その時に渡邊代表から声をかけていただいたことが転職を考えるきっかけになりました。かなり長文のLINEメッセージでお誘いを受けたんですよ。最初は冗談かな、と思っていたのですが・・・。最終的に、なぜファインドスターに転職を決めたかというと、シンガポールで世の中が大きく変化していく過程を肌で感じ、それを日本で、かつベンチャーで同じような変化を生みたいと考えたからです。

-もう少し具体的に教えていただけますか。
東南アジアの成長スピードは、日本人がニュースや新聞で知る感覚よりももっと速いです。特にITの分野では、企業がものすごいスピードでさまざまな事業やサービスを生み出しています。同時に、人の成長スピードもすごく速いと感じました。そのような環境で働く中で、日本経済や日本企業に対する危機感のようなものが生まれてきていたので、日本に帰って改めて日本経済や日本企業に貢献するべきではないかと思いました。ただ、そう考えた時、やっぱり大企業でその事業展開や成長スピードを体感することは難しいかな、と思っていました。一方で、ファインドスターグループっていうのは起業家を育てるマインドがあり、既に10社以上のグループ会社を作っています。僕が東南アジアで感じたようなスピード感を醸成する基本的な土台みたいなものがあるのではないか、と漠然と感じました。

-なるほど。そのスピード感を具体的に説明いただけますか。
例えば2017年に、シンガポール中に突然ある企業の自転車が置かれて、それが自転車シェアリングのサービスだったのですが、多くの働く人がその自転車を使って出社し始めました。基本的には、ほとんどどこで乗り捨ててもいいので、自分の家の前に乗り捨てておいて、翌日またその自転車を使ったり、時には横断歩道の手前で乗り捨ててあったり、必要な人が、必要な時に、必要なだけ自転車を使うことができます。タクシーの例でいうと、東南アジアでは「Uber」や「GrabTaxi」という配車サービスが一般的だったのですが(2018年Uberの東南アジア事業をGrabTaxiに売却)、携帯アプリで自分のいる場所と目的地を選んで、ピッと押せばタクシーが来る。タクシーの手配から、乗車し目的地で降車するまで、言葉を何も発しなくても使えて、これはめちゃくちゃ便利なんですよ。そういう新しいサービスが驚くようなスピード感で生活に浸透していくのを何度も体感しました。このスピード感で事業を生み出す側にまわりたいと思ったし、日本企業はそのスピード感で事業を生み出していくべきだと思いました。ファインドスターの土壌は、その想いと合致していると感じたんです。

 

 

共通するのは、顧客の課題を解決すること

 

-いままで働いていたコンサルティングファームとファインドスターは、かなり事業領域が異なりますが、どのように感じていますか。
コンサルティングビジネスも、主力が広告代理業であるファインドスターも本質的には同じだと考えています。この先も、企業ができないことを手伝だってくれるという意味で、コンサルティング会社や広告代理店は必要なビジネスだと思います。ただ、コンサルティング会社や広告代理店はあくまでサポーターであり、世の中に無いものを主体的に生み出す事業会社ではないです。具体的には、最終消費者と接していなかったり、顧客情報を持っていなかったり、あくまで事業会社を脇役として支援する立場にあります。今後、購買データをはじめとした、あらゆるデータがどんどん事業会社側に蓄積されていくことを考えると、コンサルティング会社や広告代理店の優位性は、少しずつ薄れていくんじゃないかと思っています。従って、新規事業を考えるうえでは、”自分たちが主人公である事業”を生んでいかなければいけないのではないかと思っています。

-20年近くコンサルティングファームで働いていると、仕事の仕方とか、マインドとか、基本的な価値観みたいなものはそこで培われますよね。いま、事業開発本部の責任者をやっていて、そこに共通している何かはありますか?
それは“顧客の課題を解決する”ということだと思います。新規事業も顧客が困っていることに対してアプローチするということが絶対的に必要だと思っており、それはコンサルティングの世界でもまったく同じで、会社としてはクライアント企業のために仕事をするのですが、クライアントの、その先にいる最終顧客を見ながら仕事をしなければならない、ということは共通していますね。

-なるほど、それを踏まえて事業開発本部をどういう部署にしていきたいですか。
いま、ファインドスターは営業が強い。ただ、自分たち独自のサービスやプロダクトを持っているわけではないので、そこを生み出しつつ、強みである営業部隊が売っていける形が理想なのかなと思っています。多くのスタートアップやテクノロジー企業はこれほどの営業部隊はいないので、サービスやプロダクトを作っても売りに行けないジレンマがあると思います。その点、ファインドスターの場合は、さまざまな企業から広告媒体を仕入れ、広告を作ってきた実績があるので、膨大なクライアント企業のリストを持っており、圧倒的にクライアントにコンタクトしやすい状況にいると思います。今後はテクノロジーを活用したサービスやプロダクトを作りつつ、それを営業部隊が売っていけるという両輪がファインドスターの競争力をより高めると思っています。常に、企業も、個人も変化し、成長し続けていける組織を作っていたきたいです。極論を言えば、ファインドスターが広告代理店から、テクノロジー企業に変わってもいいと思っています。

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