【interview】気持ちを届ける、そんな手紙のようなサービスを実現したい

【interview】気持ちを届ける、そんな手紙のようなサービスを実現したい

  • デジタルDM事業部 事業部長

    井爪敦

2004年株式会社リットーミュージック入社。ストリートダンス関連の雑誌制作とDVD制作に携わる。2009年から2018年にかけてマガシーク株式会社、株式会社AMSとEC事業に携わる。特にオフィシャルEC事業を代行するAMSでは、全国1,000店舗規模、年商1,000億規模のEC事業における統括PMとして従事。2018年、株式会社ファインドスター入社。新しいCRMサービスである「Re;p(リップ)」を軸に顧客の課題解決を実践中。

 

“好き”を仕事にする

それは楽しいことばかりじゃない

 

-1社目はどこに就職したんですか?

リットーミュージックです。大学でダンスをしていた関係で、ストリートダンス雑誌の編集部に、在学中から働くことになりました。

 

-ダンサーも編集もやりながらって、完全に両輪の状態ですか?

完全に両輪です。日中働いて、夜にクラブでショーに出ることもあったし、そのまま会社に行くこともありましたね。

 

-好きなことを仕事にする楽しさ、つらさはありました?

もちろんおもしろい部分もあるし、自分の能力を活かせるところもあったんですけど、ダンサーの価値というか、そういうものはきちんと理解していたつもりだったから、それに見合う対価を払えないとか、本物として扱いたいのに企画としては、もっとポップな企画として彼らを扱わなければいけなかったりとか、そういうジレンマはすごくありました。

 

-そのジレンマは職を変えた理由になっていますか?

ジレンマは好きなものに関わる対価だと思っていたので、直接それが原因にはならなかったけれど、このコミュニティだけで生きていくことの恐怖と、自分がここで身につけたスキルをうまく客観視できなかったんですよね。そんなときにマガシークで「編集」という職種の応募があった。ダンスというフィールドだったけど、コンテンツを作ることはずっとやってきたから、これは合うんじゃないかって思ったんです。

 

最高の計画も、

実行が伴わないと実現されない

 

-では、マガシークの仕事ではどんな部分が学びでした? 

編集として入ったものの、1年ぐらい経ってサイトを運営する側の目線で考えたとき、編集のポジションはもっと内部になければならないのではないか、と思うようになりました。そこからは、営業的な視点と動きを意識するようになりましたね。情報はフロントに立たないと入ってこないし、全体をコントロールするには情報が重要ですよね。

 

-営業的な動きをし始めて、辛かったことは?

もともと編集だから、予算管理とか、そういう経験がない。どちらかというとクリエイティブに近い仕事をやっていたので、粗利率とか、消化率とか、そういう数字の部分を常に頭に入れながら動くことは、結構苦労しました。

 

-最終的に、数字で管理する感覚っていうのは会得しました?

うーん、親会社が変わったタイミングで外資系コンサルティングファームから10人ぐらい派遣されてきた。そのプロジェクトに入れられたんですね。そこで毎日、彼らと仕事していくなかで、数字を管理することってどういうことなのか、タスクを進めていくってどういうことなのか、そこで全て学びなおした感じです。

その現象の原因はなんだ、その仮説の根拠はなんだ…そういう考え方から始まって、資料の作り方といったところまで、毎日が最高の学校でした。

 

-それはすごく貴重ですね。

あとはやっぱり、いかに破綻しないロジックが組まれても実行部隊がそのレベルで動けないとやっぱり達成されない。そこのギャップって、本当に世界のトップのコンサルでも生まれるんだなって思ったし、計画に対して実行と運用が伴わないと実現されないんだって気がつけたのも良かったですね。

 

-計画と実行で、成長したと。

しましたよ。でも、自分の力じゃない。確かに作業をしているのは自分だし、自分なりのエッセンスは入っていないとは言わないけど、こういう仕組み、サービスを作り出す側にまわりたいと思うようになった。それで、すごく悩んだんですけど、自分が成長するために転職をしました。

 

-事業会社からECシステムベンダーへ。

ECシステムベンダーに行けば、自分の会社だけでなく、それが導入されているいろんな会社を見られますよね、運用から組織まで。そこがポイントでした。

 

結果が出て初めて

その過程が楽しかったと言える

 

-では、ファインドスターに誘われたとき、決め手となったのは「0→1」を経験できるからですか?

はい。AMS時代にはECシステムを自分がゼロから作ったわけじゃないから、0→1の感覚はなかった。そこなんでしょうね。自分が作ったものを育てていく、そういう経験をするのはいいんだろうなと。

 

-自分でロジックを立てて、自分で実行する怖さとか、プレッシャーもありますよね。それも含めてやっぱり楽しいですか?

楽しいですけど、結果が出なかったら楽しくないでしょうね。

 

-やっぱり結果を出す。

そりゃあ、勝たないとおもしろくない。だから、勝って初めて、その過程が楽しかったんだなってきっと思うんでしょうけど、いまはそんな楽しくない。楽しくないわけじゃないんだけど、必死ですね。憂鬱ですし。

 

-自分の中でリップの、「1→10」になったときのイメージってどういう状態ですか?

日本中のECシステム、MAツールからパーソナライズ DM が発送されて行く感じです。毎日、どこかからパーソナライズDMが出て、そのDMも、別にハガキだけではなくて、形状、紙質にもいろんなものがあって、最適化された必要最低限の通数しか出されないんだけれども、そこには受け取った人がうれしい気持ちになるようなものが、コンテンツとして載っている。そういう手紙の原点のようなサービスになったらいいですよね。

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